2011 プィイフュメ シレックス
昨年最も印象に残った白ワインは、ディディエダグノーのプィイフュメ シレックスでした。マルク・ヴレディフのヴヴレ1959年と共に、私の生涯のベスト3に入るワインの一つ。その時のことは忘れられません、残念ながらヴィンテージは忘れてしまいましたが 1998年頃に銀座のワインバーでソムリエールの友田晶子さんと一緒に飲んだのを今でも鮮烈に覚えています。
今回は先代を引き継いだ息子のルイ・ベンジャミンが造る最新ヴィンテージ。色合いは、輝く淡いめのゴールドカラー。香りは、パンプルムースやオランジュの果汁のような香り、わずかにマンゴーやアナナスのようなトロピカルな香りも感じられます。華やかにして濃厚、火打石の香りも存在しています。味わいは、穏やかな酸味が支配的、わずかに苦味、ふくらみや奥行きも充分、素晴らしい広がりです。樽香を排除したモンラッシェの様なニュアンスもあります。もし出会うことがあれば、お試しいただきたい素晴らしい白ワインでした!
« NV トリス エクストラ | トップページ | 美 クリスマスランチ中華編1 素敵な始まり »
「VinBlanc」カテゴリの記事
- 2014 コルトン シャルルマーニュ(2020.12.11)
- 2011 バタールモンラッシェ(2020.02.26)
- 2013 コルトンシャルルマーニュ(2019.10.28)
- 2011 コトー・ヴァロア・アン・プロヴァンス クララ・ルア(2019.05.10)
- 2016 ソアヴェ クラシッコ(2019.02.15)
コメント