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京都へ行った時、三嶋亭のとびきり美味しいすき焼きを堪能した後、デパートで三嶋亭の牛筋肉を売っていたので思わず購入!牛筋肉としては高価(普段はオーストラリア産で100g88円)な1kg2000円! その場でクール便にて自宅へ2kgを配送しちゃいました。
キートスでも大人気のコンビーフと同じ製造方法で高級コンビーフに。コンビーフは、正確にはコーンドビーフと言って塩漬けにした肉を加工したもので、現在では保冷技術が発達しているので生の肉を使って作ることも多いようです。まずは、フライパンで美味しい焦げ目をつけながらこんがり焼き、圧力鍋で赤ワイン1本とローリエと共に1時間加熱、肉の部分だけ取り出して手でほぐします(この時固い腱は取り除いて)。ほぐした肉にポートワインと塩と胡椒を加え、水分がなくなるまで煮詰めます。取り出した煮汁から脂を少し加えるのが美味しくなるコツです。後は型などに入れて冷蔵庫で固めるだけ。手間はかかりますが、簡単ですね! 食べる時は、適当な大きさに切ってトースターで10分くらい焼きます。赤ワインにピッタリの美味しいおつまみの出来上がり。三嶋亭の牛筋肉で作ったコンビーフは、また格別な美味しさでした!
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私が勤めるダイニングバー“キートス”で、毎月第3月曜日に開催しているワインデー。先着10名様限定、ワイン飲み放題、6~7種類のおつまみがついて、3000円!
8月のワインデーのお題は、キートスでは初めての中華料理の数々です。(画像は中華風豚バラ肉と高菜の炊き込みご飯)
胡瓜ともやしの冷やし中華風和え物
鱏鰭の姿煮
若鳥唐揚げのチリソース
焼売の黒酢あんかけ
厚揚げと鶉卵の旨煮
鱈の五香粉の香り揚げ
中華風豚バラ肉と高菜の炊き込みご飯
中華は初めてでしたが、アイデアと面白い食材の使い方や、濃厚でボリューム感があり好評でした。今回も料理は楽し!です。
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京都ホテルオークラのピトレスクで、フランス料理に合わせたシャンパーニュは、マリリン・モンローが愛したピペ・エドシックのロゼ・ソヴァージュ。ロゼのシャンパーニュは和食にも良く合いますが、フレンチの軽いソースを使った肉料理にはぴったり!色も濃いので華やかな雰囲気になります。
色合いは、濃いめのストロベリーカラーで泡立ちは細かく長く続きます。香りは、フランボワーズやブラッドオレンジのような赤系フルーツの香り、わずかに熟成した香りとパンドミの香り。味わいは、爽やかな酸味と穏やかな酸味、ほのかなドサージュの甘味、渋味と苦味が感じられ、爽やかでありながらボリューム感と奥行きを感じます。ネゴシアンのロゼは、安定した味わいで料理との相性も幅広く良いようです。
京都ホテルオークラの部屋での朝シャン! 朝シャンとしてはちょっと重めのロゼ・シャンパーニュ。ビオディナミで栽培された完熟ピノノワール100%を使用し、手摘み収穫し除梗後2日間の浸漬で赤色を抽出、天然酵母使用しスティールタンクでシュールリーの状態で冬の間マロラクティック醗酵されます。ドサージュは3g/ℓ。
色合いは、赤ワインにも見えるくらいの濃いめのストロベリーカラーで泡立ちは細かく長く続きます。香りは、フランボワーズやフレーズのような赤系フルーツの香り、わずかにトーストしたバゲットの香りと熟成した香り。味わいは、穏やかな酸味と少しばかりの爽やかな酸味、ドサージュの甘味はほとんど感じられず、ドライな印象。渋味や苦味があり、しっかりしたボリューム感と広がりもあります。濃厚な味わいといったニュアンスは、驚きをもたらしてくれました。
京都のすき焼きと言ったら、一番に名前の挙がる“三嶋亭”。最近ではシャンパーニュも置いているようでちょっとびっくりでしたが嬉しかった! アンリオのブラン・ド・ブラン、できればすき焼きなどの肉料理にはロゼのような味わいに重さがあるものの方がベストなのですが・・・
色合いは、淡いイエローカラーで泡立ちは長く続きます。香りは、シトロンやパンプルムースの果汁の香り、ミネラルやドライナッツの香りも少し感じられます。味わいは、穏やかな酸味と爽やかな酸味が豊か、ドサージュの甘味もほのかに感じます。わずかに渋味や苦味が存在し、まとまりがある爽やかなニュアンスが、すき焼きの濃厚さをクリアにしてくれて、より旨味を強調するかのようでした。これはこれで、良いマリアージュなのかもしれません。
梅雨の京都編13 京都ホテルオークラの“ピトレスク”で美味しいランチの後、大報恩寺(通称 千本釈迦堂)へ。京都市内最古の国宝木造本堂、その中の柱に残る“応仁の乱”の時の刀傷、国宝の壁画や棟木など素晴らしい寺宝がいっぱいです。それと、このお寺には“おかめさん”の塚があり、ふくよかで明るい笑顔のおかめさんにあやかって夫婦円満のご利益があるそうです。
“おかめさん”の物語 本堂建築の棟梁であった大工(長井飛騨守高次)の妻。柱の寸法を間違えて短く切ってしまった際、枡組で補えばと助言をし、窮地を救ったにもかかわらず、専門家でもない妻の知恵で大仕事を成し遂げたと言われては夫の恥と思い、上棟式の前に自害した愛妻のおかめさん。悲しいけど素敵なお話ですね! to be continued
梅雨の京都編12 ホテルの部屋をチェックアウトして、結婚式の幸せをおすそ分けしていただいた後、“ピトレスク”にてランチタイム。いつもながら眺めの良い席で、美味しい京都を感じさせてくれるフランス料理。ロゼのシャンパーニュをオーダーして、京野菜など野菜を沢山取りいれた料理に大満足。とっても幸せなランチでした。 to be continued
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梅雨の京都編7 桂離宮と同じく仙洞御所を参観するにも、宮内庁への申請が必要です。敷居が高いと思っていたこちらも、実際に行ってみるととってもフレンドリーで、簡単なセキュリティー、解説者同行、撮影可能で快適なツアーになりました。
仙洞御所は、退位した天皇が居住する場所として造られた御所、建築物は火災により焼失したために、隣接する大宮御所を組み入れ、皇室の京都での邸宅として整備されました。小堀遠州により築庭され、御水尾上皇の意向で大改造された広大な庭園。何よりも苔が美しく、何百年もの時間を感じさせてくれます。京都の中心にありながらとても静かで落ち着いた雰囲気がとっても素敵でした! to be continued
梅雨の京都編5 シャンパーニュで良い朝を迎えた後は、京都の西に位置する桂離宮へ。この桂離宮を参観するには、宮内庁への申請が必要です。抽選等で許可された人だけが入れると言う、なんだか敷居の高さ、私も今回初めての参観でした。でも実際に行ってみると意外とフレンドリーで、通り一遍のセキュリティー、グループごとの解説者同行、撮影可能とお堅い雰囲気はありません。
日本庭園の傑作、最高峰と言われる桂離宮は、造園当初から400年以上の間、一度も火災を経験せず、ほぼ創建当時のままの姿で現在に至ります。参観中は、杜に囲まれたとっても静かな俗世から切り離された場所のように感じ、前日の雨に濡れた石や苔が美しく、思わず暑さを忘れるほどでした。(画像は桂離宮内唯一の本瓦葺の園林堂) to be continued
梅雨が明けたと思ったら、毎日暑いですねぇ・・・ 蝉も鳴き始め暑さが倍増してます。夕立でも来て少しは涼しくなると良いのですが、ただ蒸し暑くなるだけかもしれません。
さて、2015年8月の予定です。まだ未定の部分があって確定には至りませんが・・・
8月の予定・・・
赤い印はお休みです。
青い印はキートスのワインデー
緑の印はキートスには常駐していませんが、近くに居りますのでワインのご用命があれば駆けつけます!
黄の印はグループのイヴェントがありキートスでの勤務はありません。
それ以外の日は、ダイニングバー“キートス”でお目にかかることができます!メニューにもないワインと合わせて、数々のワインを取り揃えておりますので、どうぞお越しくださいませ!
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