NV シモンセロス ロゼ
ジャックセロスが“赤く燃える太陽”ならシモンセロスは“碧く光る月”と称される従兄弟同士の当主、対照的な二人のシャンパーニュ。一度お会いしたことがありますが、物静かな印象で動的なジャックセロス現当主のアンセルム・セロスとはやはり対照的な方でした。そしてこのシャンパーニュも極限までピュアに表現される透き通った味わいです。
シャルドネ85%にピノワール15%をアサンブラージュしたロゼ。優良年に1500本前後程しか造られない少量のアイテム。色合いは、輝きのあるオレンジ色系のロゼカラーで、泡立ちは穏やかに長く続きます。香りは、オランジュやパンプルムースの果汁の香り、フランボワーズなどの赤いベリーのニュアンスもあり、わずかにミネラルの香り。味わいは、爽やかな酸味と穏やかな酸味があり、わずかに渋味と苦味、華やかでしっかりしたロゼシャンパーニュでした。
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kumiko 様
ロゼシャンパーニュは、プレスティージュ感があり、
いつもより少し嬉しくなってしまいます。
内容的にはそれほど変わりはないのですが、
苦味や渋味が加わり、味の奥行きと広がりで味わいが複雑になります。
同じメゾンのブランドブランとロゼを比較してみると良いかもしれませんね。
一度お試しになってはいかがでしょう。
新しい世界が広がるかもしれません。
投稿: カオール | 2018年2月13日 (火) 10時42分
ロゼシャンパーニュはあまり経験ないです。
いつもすっきりさわやか系が好きで飲んでますが。
まだまだ知らないものがありますね。
投稿: kumiko | 2018年1月30日 (火) 22時38分