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私が勤めていたカフェも今日で閉店、そろそろ“蛍の光”が聞こえてきそうです。閉店に際して店内の装飾品や備品の一部を払い下げてくれると言うことで、可愛いキジバトの番の置物を100円で買うことにしました。でも、その時89円しか持ち合わせがなく(一万円札は何枚かあった)、翌日にということでその日は帰りました。その夜・・・
それほど広くない自宅のベランダに1m位の月桂樹と1.5m位の紅玉を植えた大きなプランターがあり、その根元に買ってきた番のハトの置物を置きました。その夜の事、ちょうど日付が変わった深夜頃、突如としてそのハトの置物から黒い瘴気が湧き出し辺りを闇に変え始めました。後ずさりをしながら見ていると、突然そのハトの目が不気味に赤く光ったかと思うと、黒い瘴気が勢いを増して炎に変わり広がりだしました。驚きのあまり声も出ず動けなくなる私、しばらくするとなんとか動けるようになると、私は九字の印を結び、不動明王の真言を唱え、一心に祈り始めました。すると目前に等身大の深紅の不動明王が輝く光と共に顕現、密教法具の倶利伽羅剣を左手に持つと、倶利伽羅竜王の紅蓮の炎を纏った刀身で黒い瘴気に切りつけます。しばらくは拮抗していた闇の力も、次第に不動明王の聖なる力が勝り始め、徐々に黒い瘴気は劣勢になり、ついには抗いながらも衰弱して消滅してしまいました。辺りが平常に戻った直後、ハトの置物は音を立てて二つとも真っ二つに割れてしまいました。それを確認して、私の方に振り向いた不動明王はわずかに頷き、光の粒子となり天に昇っていきました。それを一部始終凝視していた私が振り返り一言“やめとけ!”と言ったのでした。
ここで長い夢は終わり。驚くほど細部まで克明に記憶していた夢だったので、昔から験を担ぐタイプの私は、この鳩を手に入れることは断念したのでした。
私食005(間食) 私が勤めていたカフェのシェフは腕は良く、デセールもなかなかのものです。今回急な閉店にあたり、余剰になった食材を使い人気のパリブレストを量産し、テイクアウト用として販売。私も2個購入し、おやつでいただきました。お店で食べるとアイスクリームが付いていますが、なくてもとっても美味しい! もっと買えばよかったかしら?残念・・・
画像を[いろいろ4]“パリブレスト”に掲載中です。
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