2020 ボジョレ ヌーヴォー
今年のブルゴーニュ地方は7月8月に雨が少なく、葡萄が早く熟した年でした。8月に収穫が早まり、10月中には日本に入荷していたようです。過熟した葡萄で造られたワインは、酸が少なく凡庸な味わいになりがち、醸造家も苦労したことと思います。
今年のボジョレ・ヌーヴォーは、予想通りがっしりとした骨格で、ドライフルーツのニュアンスも感じられました。色合いは、濃いガーネットカラー。香りは、しっかりと熟したフルーツの香り。味わいは酸味が控えめで、柔らかくふくよかな味わい。オードブルの盛り合わせのようなブッフェパーティー向きに思いました。今年も無事飲むことができたボジョレ・ヌーヴォー、素敵な味わいの赤ワインでした。
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